衣川晃弘大先生とベストグループの活動をご紹介する有志によるサイト

会社が潰れかけた時期が、四十一歳から三年間ありました。会社が潰れかけて、会社の財を全部、無くしました。その時に、「自分の心が汚くなったから潰れかけた」と気づいたのです。普通、会社が潰れかけた時にそのように思う経営者は、少ないと思います。

私たちは心に支配されているのです。心は四つあります。失敗者の心はネガティブで、黒い心です（鈍性(どんせい)）。私は、会社が潰れかけた三年間、この鈍性の黒い心に支配されたのです。

一時的成功者の心は赤い心です（激(げき)性(せい)）。赤い心の人は損得が強いのです。私は、「俺は偉い」と思って高慢になった時に、会社が潰れかけたのです。

黒い心の人は、損得の分からない人です。だから、黒い心の人は失敗を繰り返すのです。この黒い心と赤い心は、物質の魅力に負ける悪い心です。しかし、白い心（浄性(じょうせい)）の人は、損得で動きません。

白い心の人だけが、真の成功者になることができるのです。損得、善悪、正邪を乗り越えると、何があっても心が揺れなくなるのです。

「社会や人類のお役に立ちたい。一度しかない人生を素晴らしいものにしたい」という白い心の人だけが、命や偉大なる存在を理解できるように創られているのです。

しかし、人間は物質の魅力に負けると見えない存在を忘れ、見えるもの（物質）に人生を懸けるようになるのです。白い心（浄性）の人だけが、見えない存在を信じることができるのです。

私はインドへ行き続けて、ゴールドの心（純性(じゅんせい)）の方を信じ続けてきたのです。ゴールドの方を信じることができるのは、白い心の方だけです。

今から五千年前に、インドでクリシュナという御方(おかた)が真理を説かれ、この四つの心について話されました。白い心になった時に、真理や命、見えない存在を信じることができるのです。

見えない存在を信じる深さによって、百のうち九十五以上の潜在能力が出てくるのです。そして、体を通して社会や人類に貢献するようになると、素晴らしい人間になるのです。

ベストグループの目的は、日本が道徳に満ちた国になる事と命を大切にする国になる事により、真理の国になる事を心から願い、遂行させていただくことです。「遂行する」とは、自分が命につながり、真理に到るということです。そうすると、人生がとても素晴らしく変わるのです。